お品書き
さくらコース
女将が一つ一つ丁寧に摘んできた山野草を手間暇かけて下処理し、最後は大将の腕で絶品料理に。 「さくら」コースでは、大皿に『まるで小花のように並べた小鉢に』、色とりどりに8~10種盛り合わせます。 |
茶花としても有名な春蘭。 市場で求めれば1鉢1,000円は 下らない高価な代物です。その春蘭の花の軸を食べ易いように胡麻ドレッシングで仕立てました。 |
京都では高級料亭でしか使われない浜ボーフを海そうめんと共に佃煮に仕立てました。初夏が旬の浜ボーフは風邪の症状緩和に効果があります。 |
夏の風物詩ともいえる夕すげを大将特製の辛子味噌で和えてみました。見た目とは違う、上品な仕上がりです。 | 写真のアマドコロは、山や海岸に自生する植物で、昔は良く見かけることが出来ました。滋養強壮に効くといわれ、全草、余すところなく食することが出来ます。 |
山野草の八寸は、その日により構成が変わります。写真は、菜の花の白和えです。ピーナッツも入っており、食感と香りも楽しめる一手間加えた一品です。 | 夏の風物詩ともいえる夕すげを大将特製の辛子味噌で和えてみました。見た目とは違う、上品な仕上がりです。 |
炊き合わせは日によって異なります。お魚の煮付けだったり、蒸し物だったり... |
||||
ある日の炊き合わせは、湯葉茶巾蒸しあんかけ。かぶらを茶巾で巻き、旬の栗・しめじ・エビと一緒に蒸し、カニの身入りあんかけで整えました。 彩りにウワバミソウを添えています。 |
旬の新鮮な魚介類を豪快に。写真で2人盛りです。 |
||||
この日は、丹後の磯魚ガシラの尾頭付きに、甘エビをふんだんに使い、白イカ・サザエの5種盛りです。 お造りは、新鮮な魚介類も特長ですが、筏の上のものはすべて食べることが出来ます。上に乗るユウスゲの花やワサビの下のホトトギスの葉、女将が採ってきた海藻。ホオズキに下敷きがギボウシの葉・・・。 |
この日の焼き物は高級魚・グジの香草焼きです。 アクセントに食感の違う焼きなすをのせ、長芋と水菜・大根・焼きベーコン・アカモク(海草の一種)と一緒にお出しする逸品です。 |
四季折々山野草7~10種を天ぷらに。自然の味をお楽しみください。 |
||||
油物は、女将が摘んできた「山野草の天ぷら」が中心です。 この日は、「コゴミ」「ホトトギス」「アサツキ」・・・・。 丹後の自然の味を是非ご賞味ください。 また、ご希望や連泊等にはガシラなど「地魚のから揚げ」をお出しします。『アツアツ』のうちにお召し上がりください。 |
油物の後にお口の中をスッキリと。次のお料理へと橋渡しします。 |
||||
この日のお口直しは、「アジのワカメ和え」。アジを海草採りの名人でもある女将が採ってきたワカメと、野生のミョウガのつぼみとで酢で和えました。彩りはオクラです。 |
大将特製の「澄んだお出汁」が特長の「本陣粋月流鍋」。『此処にしかない味』と評判です。 |
||||
さくらコースでは「カニすき鍋」をよくお出しします。 本陣粋月では、カニを食材の一つと捉え、通年でお出しします。 また、鍋で人気は、「白菜」。お出汁がたっぷり染み込んだお野菜たちを、是非一度、ご賞味ください。 |
深い味わいの雑炊を楽しめるのも、米の良さがあってのこと。お米1粒1粒が凛とし、かつ、艶があるでしょう。どの素材が欠けても完成しない、雑炊です。 |
||||
カニと野菜の旨味が凝縮したお出汁に、雑炊用に味を整え直した、見た目はシンプルな雑炊。 風味を活かすために卵をはじめ、ねぎ等の薬味も一切入れません。 |
香の物は基本的に自家製で、その時々お出しするものが変わります。 |
||||
香の物は基本的に自家製で、その時々お出しするものが変わります。 |
ある日は、「十八番の山野草ゼリー」のレパートリーの中より、ウワバミソウのゼリーをチョイスしました。さっぱりとした食感をお楽しみください。 |